大原から鯖街道（敦賀街道）沿いに2kmあまり、16分ほど歩くと古知谷（こちだに）がある。 大原から鯖街道（敦賀街道）沿いに2kmあまり、16分ほど歩くと古知谷（こちだに）がある。
すっかり山深い中に阿弥陀寺がある。
写真は中国風の山門を写したもの。紅葉の季節は特に美しい。
山門からは急な坂が続き、うっそうとした林を登ることになる。巨樹がそこかしこに見られ、ひんやりとした空気が心地よい。
途中には樹齢760余年の古知谷カエデ（天然記念物）も見られる。
ほどなく、石垣の上に寺院の建物が見えてくる。まるで山城のようだ。
本堂には弾聖上人自ら作った阿弥陀如来像、平安時代の重文（旧国宝）の阿弥陀如来像などが安置してある。
宝物殿には皇室ゆかりの数々の宝物が陳列してある。
洞窟の石廟には、上人のミイラも安置されている。
右の写真は本堂からの眺め。
熱心なカメラマンも数名いたが、なるほど、どこを撮影しても絵になる寺である。
なお、地勢の関係で午前中に日光が良く当たる。美しい紅葉を見たい人は早い時間帯に訪れることをお勧めする。
交通アクセス
京都バス 10､13､14､15､16､17､18､19系統「大原」から徒歩18分
※拝観料 300円
※駐車場あり