伏見の中書島に、伏見港公園がある。体育館やプール、テニスコートなどが整備されている。 伏見の中書島に、伏見港公園がある。体育館やプール、テニスコートなどが整備されている。
我が国では珍しい、かつての内陸港湾都市、伏見をしのぶことができる。
水と柳の景色がなかなか風情がある。
伏見港は羽柴秀吉の伏見城築城の際に整備され、淀川水系の物流拠点になった。
江戸時代には最盛期を迎え、かつて伏見は江戸・京・大坂につぐ日本第四位の人口を誇った。
明治維新後、鉄道網の整備により次第に規模は縮小され、昭和38年に廃止が決まる。
当時活躍した三十石船が復元されて置いてある。
これを小さくした十石船が今は観光用に運行されている。
伏見港跡から濠川（宇治川派流）沿いに掛けては桜が美しい。
早春は菜の花が川沿いに咲き、特に大手筋に掛かる大手橋（高瀬川）から松本酒造を見渡す景色は絶好の撮影ポイントとなっている。
酒蔵と菜の花の黒と黄色のコントラストが綺麗だ。
交通アクセス
京阪電鉄 本線「中書島」より徒歩3分
近鉄 京都線「桃山御陵前」より徒歩15分
市バス 19、20、22、81、南3、南8系統、京阪バス 6系統「中書島」より徒歩3分
※入園無料
※駐車場あり（有料）