大手筋商店街の中ほど、みずほ銀行の角を少し北に行くと、源空寺という小さなお寺がある。 大手筋商店街の中ほど、みずほ銀行の角を少し北に行くと、源空寺という小さなお寺がある。
法然の霊場二十五箇所の一つに数えられる。建久6年（1195年）に宇治の奥地、炭山に創建されたが慶長年間（1596〜1615年）にこの地に移された。
二層の立派な山門が目を引く。
この山門は伏見城から移築されたもの。
階下の両脇には、地蔵などが幾つか祀られているが特に朝日大黒天は豊臣秀吉の持念仏で、秀吉に大福をもたらしたという。
本堂には法然が作らせたという法然上人お姿像が祀られているらしいが、普段は扉が閉じており、見ることはできない。
狭いながらも中庭はよく手入れされている。大手筋付近に来たなら、立ち寄っていただきたい。
交通アクセス
京阪 本線「伏見桃山」より徒歩4分
近鉄 京都線「桃山御陵前」」より徒歩5分
JR 奈良線「桃山」より徒歩10分
※境内自由