187　御金神社（京都市中京区）

　西洞院（にしのとういん）御池を少し上がると、ビルやマンションに囲まれた地味なエリアに燦然と輝くゴールドの鳥居がある。

　御金神社（みかねじんじゃ）といい、日本で唯一お金を祀る神社として知られる。

　創建時期は不明で、祭神は金山毘古命（かなやまひこのみこと）で、鉱物の神で金属類を護るという。金属は通貨に用いられることから、お金の神様として崇められ、近年は証券マンや投資家、ギャンブラーたちが熱いまなざしを向けているようだ。

　写真では見にくいが鈴の緒もゴールドに輝いている。

　背後に大きな銀杏の木があるが、この神社の神木とされている。

　その銀杏を象った可愛い絵馬。が、さすがお金の神様。書いてあるのをちょっと見ると「手持ちの株○○○円で売り抜けますように」「万馬券を頂きます」「借金早く返せますように」「ナンバーズ当選ありがとうございました。次は年末ジャンボお願いします」など、普通の神社では書けないような具体的かつストレートな願い事だらけである。

　金運アップを願う方はぜひお参りしよう。

所在地

京都市中京区西洞院御池上る押西洞院町618（京都市中京区押西洞院町618）

交通アクセス

地下鉄 東西線「二条城前」より徒歩6分
地下鉄 烏丸線・東西線「烏丸御池」より徒歩9分
市バス　15、51系統　京都バス　61、62、63、65系統「新町御池」より徒歩3分
市バス・京都バス　系統多数「堀川御池」より徒歩5分

※境内自由

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