床みどりや床もみじ、庭園等で有名な岩倉実相院から、奥地に歩みを向けると、厳かな雰囲気の神社がある。 床みどりや床もみじ、庭園等で有名な岩倉実相院から、奥地に歩みを向けると、厳かな雰囲気の神社がある。
石座神社（いわくらじんじゃ）といい、すぐ近くにある大雲寺の鎮守社である。大雲寺も興味深い寺なのでまた機会があれば案内したい。
もともと石座神社は、山住神社（京都裏道案内60）のことであったが、天禄2年（971年）に大雲寺建立に合わせて石座大明神をこの地に移して創建された。
祭神は石座大明神をはじめとする八所大明神と十二所大明神を東西二つの本殿に祀る。
摂社や末社もいくつかあり、高低差のある境内に整然と配置されており、境内に凛とした空気が張り詰める。
毎年10月下旬に火祭りが行われ、京都市無形文化財に指定されている。
紅葉も規模は小さいが大変美しい。実相院を訪れた際には一緒に訪れていただきたい。
所在地：左京区岩倉上蔵町302
交通アクセス
叡山電鉄 鞍馬線「岩倉」より徒歩15分
京都バス 21、23、24、28系統「岩倉実相院」より徒歩3分
※境内自由