烏丸鞍馬口を東に歩いて行くと、写真のような禅風の山門がある。 烏丸鞍馬口を東に歩いて行くと、写真のような禅風の山門がある。
閑臥庵（かんがあん）という黄檗宗の寺院である。
昔は非公開寺院だったがいつの間にか公開されていた。
山門をくぐると、羅漢像が並ぶ枯山水が右側に見える。
春先は写真のような紅白の花桃が可憐に迎えてくれる。
また、予約のみだが懐石普茶料理の料亭も併設されている。
江戸時代初期に後水尾天皇が父後陽成天皇の声を夢枕に聞き、その言に従って王城鎮護のために建立された。
陰陽道とも関係が深く、鎮宅堂には鎮宅霊符神という金剛像が祀られる。
拝観時間は15時から22時と非常に珍しい。夜間はライトアップされる。だが知らずに午前中に行ったのだが快く通していただいた。
拝観料を払うと祈祷札をいただき、本堂で解説ビデオを視聴する。本尊や後水尾天皇ゆかりの品々を見る。
天井の雲龍図もしっかり見ておこう。
本堂周囲は美しい庭園が囲むので散策しておきたい。
所在地：北区烏丸通鞍馬口東入ル新御霊口町278（北区新御霊口町278）
交通アクセス
地下鉄烏丸線「鞍馬口」より徒歩4分
京都バス 45系統「烏丸鞍馬口」より徒歩4分
※拝観料：大人500円（拝観時間は15:00〜22:00）
※駐車場あり