JR山城青谷駅から東、山背古道に沿って歩いていると、集落の外れに古めかしい神社がある。 JR山城青谷駅から東、山背古道に沿って歩いていると、集落の外れに古めかしい神社がある。
市辺天満神社（いちのべてんまんじんじゃ）といい、旧市辺村の産土神。
人気の無い奥行きのある境内は竹林や大きな杉やモチノキなど城陽市の名木が連ね、静かで癒やされる。
長屋のような割拝殿があり、祭りで使うのだろうか、ミニ御輿や祭りの道具が置かれている。
本殿は小ぶりながら檜皮葺で桃山様式の本格的な造り。慶長11年（1606年）のものと言われ、京都府の登録文化財。
境内東側は古墳があり、併せて歴史的景観が保存されている。
山背古道散策には是非立ち寄っていただきたい。
所在地：城陽市市辺城下88
交通アクセス
JR 奈良線「山城青谷」から徒歩10分
※境内自由
※駐車場スペースあり