415 洛東遺芳館(京都市東山区)

 五条大橋東詰南に、京の豪商柏原家の旧邸を保存した博物館がある。

 洛東遺芳館といい、約18,000点の婚礼衣装、婚礼調度品、古文書、美術品、衣装等を擁し、春秋年2回公開されている。

 加藤清正の家臣、柏原御右衛門が江戸時代初期の正保2年(1645年)にこの地で京小間物、扇子を商ったのが興りという。

 展示のメインは二階建ての展示館である(web掲載禁止)。毎回テーマを決めて様々な調度品や古美術などを展示している。

 敷地内と邸宅は見学できる。往来の激しい川端通に面しているが、別世界のように静かだ。

 もう3回ほど来ているがいつも人が居ない。座敷からのんびり庭を眺めるのが大のお気に入りである。


所在地:東山区問屋町通五条下ル3丁目西橘町472

交通アクセス

京阪電鉄 本線「清水五条」から徒歩3分
市バス 80系統、京阪バス 系統多数「五条京阪前」から徒歩3分

※春期展は4月上旬〜5月上旬、秋期展は10月上旬から11月上旬(期間中休館日有り)。入館料:大人300円


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