叡山電鉄「市原」駅の南あたりの鞍馬街道。厳島神社という小さな神社が眼に入るが、その反対側に生活道路と化した参道がある。 叡山電鉄「市原」駅の南あたりの鞍馬街道。厳島神社という小さな神社が眼に入るが、その反対側に生活道路と化した参道がある。
社号標の石には大神宮社と仰々しい名前。参道に目をこらすと、途中で叡山電鉄のガードで行き止まり、いや下はくぐれるようだ。
何か怪しい雰囲気満載の景色。これは行かねばなるまい。
叡山電鉄の低いガードをくぐると、確かに神社がある。
この付近一帯の産土神であるようだが、説明板や駒札の類は一切無く。無言で佇んでいる。
境内の中段には末社が四社ほど祀られている。
上段には神明造の本殿が鎮座。扁額もなく謎は深まるばかり。
だが、この神社のトピックは参道をまたぐ線路であろう。2m余りの低いガードはすぐ目の前を電車が通過する。境内からは天井を、ガード下からはほぼ真下から見える、叡山電鉄の種々のユニークな車両を余すこと無く見ることができる貴重な（？）スポットである。
所在地：左京区静市市原町
交通アクセス
叡山電鉄 鞍馬線「市原」から徒歩2分
京都バス 32、34、35、40、50、52系統「市原」から徒歩1分