紫竹西通の玄琢下交差点の西に、静かに佇む浄土宗のお寺がある。 紫竹西通の玄琢下交差点の西に、静かに佇む浄土宗のお寺がある。
招善寺といい、観光的には全く無名だが庭園や季節の花が美しい。
秋は山門前の紅葉が綺麗だ。
本堂前には、白砂と石組および曲線に刈り込まれたサツキの枯山水の庭園。
人がいないので独り占めで鑑賞できる。いつ来ても美しく手入れされている。
サツキは6月が見頃になる。
鐘楼のそばにはハクモクレンがあるが、幹も朽ちている老木だ。4月上旬には白い花をつける。
京都市の保存樹に指定されている。
奥は墓地になっており、墓地につながる石畳の横に並ぶのは七体の地蔵。
時代劇の背景によく使われている景色だ。
境内は御土居と接しており、北側に回り込むとくっきりと見ることができる。
御土居鑑賞と併せ、ぜひ訪れて頂きたいお寺である。
所在地：北区紫竹西野山町34
交通アクセス
市バス 1、6、北1系統「玄琢下」から徒歩1分
1、6、北1、北8系統「紫野泉堂町」から徒歩4分
※境内自由
※駐車場あり