572 茶道資料館(京都市上京区)

 歴史的な街並みが美しく印象的な寺之内エリア。堀川通沿いに裏千家の本部、裏千家センターがある。その中に茶道資料館(ちゃどうしりょうかん)がある。

 資料館、呈茶室、図書館、茶室や研修道場など茶道に関わる様々な施設がある。

 本法寺(京都裏道案内3)に隣接している。

 茶道資料館は茶の湯に関する企画展示を行う。掛物、茶碗、花入などの茶道具や関連の美術工芸品、文献資料などが展示される。

 常設展の他、年に2回ほど企画展がある。陳列室内は撮影禁止である。二階陳列室には今日庵(こんにちあん)と並ぶ裏千家の茶室、又隠(ゆういん)の原寸大写しがある。


 二階には今日庵文庫がある。茶の湯の専門図書館で書物や映像資料約7万点を収納しており、資料収集や研究も行われている。

 火曜日から金曜日には一般にも開放されている。

 呈茶室は原則予約制だがお茶席も用意されている。希望すれば作法の説明もしてもらえる。

 綺麗に整えられた庭もあるが、普段は立ち入り禁止である。

 寺之内界隈の散策には、この茶道資料館も忘れないでいただきたい。


所在地:上京区堀川通寺之内上る寺之内堅町682

交通アクセス
地下鉄 烏丸線「鞍馬口」から徒歩13分
市バス 9、12、67系統「堀川寺ノ内」から徒歩3分

※駐車場あり
※休館日:月曜、年末年始、展示入替期間 入館料:常設展:大人700円


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