叡電「市原」駅から徒歩7分ほど歩くと、織物やインテリアのメーカー、川島織物セルコンという会社がある。ここに美術工芸の博物館がある。 叡電「市原」駅から徒歩7分ほど歩くと、織物やインテリアのメーカー、川島織物セルコンという会社がある。ここに美術工芸の博物館がある。
川島織物文化館といい、この本社ビルの左側にある。予約制なのであらかじめ電話しておき、当日入り口の守衛さんに用件を伝えると入館証をもらえる。
会社自体は天保14年（1843年）の創業で、カーテンやカーペット、椅子の生地、和装品に強みがある。
この川島織物文化館は明治22年（1889年）三条高倉に建てた洋館三階建ての織物参考館にはじまり、日本最古の企業博物館である。古今東西の染織品や古書、制作してきた制作品等16万点を所蔵する。
写真は館内で唯一撮影可能な部屋。クッションの展示である。いや、悪くは無いんだが他の格調高い展示と比べるとこれじゃない感がどうしても出てくる。
館内は想像以上に広く、着物や屏風の原画、織物の技術の説明、海外の博覧会の出展、美術工芸品、文化財の修復等見応えがあった。
写真は出口の撮影して良いゾーンがあったので撮影したもの。。
展示スペースが終了すると、ミュージアムショップや製品のショールームがある。
また、川島テキスタイルスクールが併設されており、1日から数日のワークショップから最大3年間掛けて学ぶ専門コースまで用意されている。。
会社の開いている平日しか来れないが、これだけの展示が無料なら見に来る価値はあるのである。
所在地：左京区静市市原町265
交通アクセス
叡山電車 鞍馬線「市原」から徒歩7分
京都バス 50、52系統「小町寺」から徒歩5分
※駐車場あり
※入館料：無料、休館日：土日祝日、夏期、年末年始
※要予約：075-741-4323