京都はラーメンの激戦地でもある。学生が多いせいなのか上品な京料理の反動なのか、個性的な店が多い。今回はいささかメジャーで申し訳ないが、めん馬鹿一代をご紹介する。 京都はラーメンの激戦地でもある。学生が多いせいなのか上品な京料理の反動なのか、個性的な店が多い。今回はいささかメジャーで申し訳ないが、めん馬鹿一代をご紹介する。
場所は、丸太町智恵光院にある。ご覧のように店の外に行列ができる。並ぶ人のために冬は外にストーブが置かれている。
メニューは豊富にあるが、何と言っても名物はねぎラーメンである。
ねぎラーメンは危険なのでカウンター席でのみ食べることができる。
カウンターに座るとエプロンが配られ、着用が義務づけられる。九条ねぎを山盛りに配したラーメンが置かれると、それまでカウンターに並んでいた餃子や焼きめし、コップは撤収され、レジや備品にはタオルが掛けられる。
何が起こるのかと見ていると店主から、席から逃げない・騒がない・足を踏ん張って手を後ろに組むことなどの注意事項が説明される。
そして一人ずつ、ラーメンに高温のねぎ油が注がれる。
このとき右の写真のように油が弾け、ときに火柱が上がる。
ただし、人によっては炎が出ないこともある。
我が輩はデジカメを持っていたので、店主が調子に乗り、我が輩のラーメンは天井まで炎に包まれた。撮影したのだが、ただの火の玉にしか見えないので、ここでは掲載を見送った。
ねぎ油を注いだ後の出来上がりが左の写真である。九条ねぎが熱で焼かれ、しなっとなっている。ねぎの下にはしっかりチャーシューが入っているので安心していただきたい。
食べてみるとねぎの香ばしさが漂い、意外に美味である。
1食ごとにサービス券がもらえ、枚数に応じてラーメンが食べられる。ただ、人気のあるねぎラーメンや水ギョーメンには使えないのが残念である。
メモ
営業時間：12:00〜14:30、18:00〜翌3:00
定休日：なし
主なメニュー：ラーメン 580円、ねぎラーメン 950円、水ギョーメン 730円、激辛ラーメン 800円など多数
TEL：075-812-5818
交通アクセス：市バス 10、65、93、202、204系統「丸太町智恵光院」徒歩1分