京北町の国道477号線、山国地区に怪しい臭いがぷんぷん漂う飲食店がある。 京北町の国道477号線、山国地区に怪しい臭いがぷんぷん漂う飲食店がある。
六ケ畔（ろっかはん）という店で、一見和風の食事どころのように見えるが、周囲にガラクタを配し、手書きの巨大なお品書きの立て看板が置かれ、一見さんは絶対入っては行けない店のように見える。
昔の我が輩なら無視して通り過ぎるところだが、うらみちすととしての血が騒いでしまい、潜入することにしたのである。
店内は古今東西のガラクタ、あ、いや骨董品で構成されており、しばし言葉を失う。
気の弱い人は注文せず引き返してしまいそうになるが、威勢の良いおば、あ、いやお姉ちゃんに捕まってしまった。
観念して定食を食べると、美味しくボリュームがあった。季節毎に地元で捕れる山の幸（特に鮎）が人気メニューだとか。
なお、店内奥の小さな貼り紙に「六ケ畔の歌」とあり歌詞が書いてあったが、我が輩は恐ろしくて尋ねることができなかった。だれか代わりに聞いてもらいたい。他にも怪しい貼り紙があるが、この辺で勘弁してもらいたい。
怪しい店に通行客を引きつける役割を担っているのがこのかわいい子馬である。非常におとなしく、人なつっこいのである。
他にも鶏やうずら（のようなもの）、犬、イタチ、タヌキ（もはや野生なのか飼っているのか分からない）などが闊歩し、何がなんだか分からない。
夏は朝5時半から営業し、しかも年中無休と豪語されたが信憑性については自信がない。だが念のため後日食べに来たがちゃんと営業していた。
インパクトの大きさは保証するので人生で一度は訪れていただきたい。料理は美味しいし、おば、あ、いやお姉ちゃん（しつこいっつうの）との会話も楽しい。健闘を祈るのである（ま、たまにはこういう路線もアリでしょ）。
メモ
営業時間：10:00〜20:00,夏場は5:30から営業（らしい）
定休日：年中無休（らしい）
主なメニュー：日替わり定食 800円〜、鮎の塩焼き（天然）650円、鮎の塩焼き（養殖）550円、
やきめし 600円、やきそば 600円、焼き肉丼 800円など
TEL：0771-53-0604
交通アクセス：周山より車で約10分
※駐車場兼動物の広場あり