城陽市役所の駐車場の前に、地域に溶け込んだような喫茶店然とした店がある。
京都互福庵という店で、外から見ても店内は暗く謎である。コーヒーでも飲もうかと、立ち寄った。
店内は昭和の雰囲気漂うやれた内装。
メニューには、モーニングセットや定食、うどんやそば、ぜんざい、ちゃんこ鍋に各種焼酎など何でもありである。
単品のコーヒーが見当たらず、とりあえず一押しというパフェを注文した。典型的な地域の何でも屋的な店で、この時点では失敗感を感じていた。
出てきたパフェは美しいオーラを放ち、ただ者で無い雰囲気を醸し出す。写真手前が互福スペシャルパフェ、奥が互福パフェである。
一口食べて、その濃厚な抹茶のほろ苦さ!甘さが引きずらないあずき、白玉の柔らかな弾力!むちゃくちゃ旨いでは無いか!いい年したおっさん、あ、いやお兄さん達が大きなパフェを取り憑かれたようにノンストップで食べてしまう。
聞くとこれはお茶の審査技術競技で3度の日本一に輝いた、日本一の鑑定士(宇治茶のもりた園)がプロデュースしたパフェであった。
他にも抹茶アイスやわらび餅、白玉あんみつなど珠玉のメニューが並ぶ。しかも値段はリーズナブル。
うらみちすとたるもの、ここのパフェは必修科目である。
メモ
所在地:城陽市寺田東ノ口17-191
定休日:日曜・祝日
TEL:0774-55-7333
営業時間:7:00〜21:00(土曜は900〜)
主なメニュー:ミニ互福パフェ 380円、互福パフェ 730円、互福スペシャルパフェ 780円、
抹茶ざるそば 550円、モーニング、ランチメニューなどあり
交通アクセス:JR 奈良線「城陽」から徒歩6分
近鉄京都線「寺田」から徒歩9分