店内は往時の駅待合室をモチーフとしたそうである。大仏鉄道の各種資料、その物語をまとめた絵本も見せてくれた。店内のモニターには友人が自作したというCGアニメで大仏鉄道の走行風景が流され、極めつけは店内壁周囲の鉄道模型。プログラムされた時間に大仏鉄道が走行し、汽笛や鐘、蒸気音が3D音響で店内を巡る。店内窓から見える今の加茂駅、そこに残る大仏鉄道時代の遺構を指さして教えてくれた。

　あなたは何者ですか？と問うと「鉄道が好きなだけの凡人です」と言われたが、嘘である。完全な変態である。行けば分かる。

　写真はプレミアム和紅茶セット。地元加茂産の茶葉で作った紅茶に手作りのスコーン。

　美しいルビーのような色にマイルドな味は素晴らしい。

　大佛汽茶は店全体の熱量が凄い。ここに来れば美味しい和紅茶や緑茶もそうだが、なにか得体の知れないパワーを貰うことが出来るのである。