我が輩も父親の端くれなので、自戒を込めて書くのである。
小さな子供が騒いだり悪さをして、親がその子供を持て余すことがよくある。そのとき、よく聞くセリフがこれである。
「○○ちゃん、おじさん（おばさん）に怒られるわよ」「○○ちゃん、お店の人に怒られるでしょ」「○○ちゃん、周りの人に怒られるじゃないの」・・・・
怒られるぅ？そんなもの、他人に迷惑を掛けたり、場合によっては損害を与えるわけだから怒られるのは当たり前である。
他人が怒るからやめなさい、って卑怯ではないか。それ以前に人として、他人に迷惑を掛けることは悪いことだと教えないといけないではないか。自分の責任で躾ないといけないと思うのだが。子供に本気で向き合っていないとしか思えない。ここらが恥の文化と言われるゆえんか。
我が輩も子供の頃は、親に叱られたときにこういう叱られ方をしたことがあるが、子供心に親が体面を気にしていることは分かるのである。だからどうしても表面上、言うことを聞くようになってしまう。
ということで我が輩は、他人が見ていようが見ていまいが、良いことは良い、悪いことは悪いと躾るのである。