我が輩の書斎の本棚には、10年以上前に買った本がたくさんある。単に貧乏性なのではなく、繰り返し読むからである。
むろん、新しい情報を積極的に取り入れることは大事だが、世に名作と言われている作品は何度読んでも感動するし、人生訓なんかも不変の部分が多い。だから、我が輩は何度も読み返すのである。
我が輩は読書というのはそんなに得意ではない。一度読んでもすぐに忘れてしまう。しかし、何十回と読むと一字一句下りが思い出されるくらいしなるし、何回か読み返して初めて、深い意味が理解できることも多い。
小学生の時に読んで感動した手塚治虫の「火の鳥」シリーズは今も全冊あるし、時々無性に読みたくなるのである。
読書とは違うが、我が輩はおじいちゃんの影響で中学生時代から上方落語が好きで、桂米朝や桂枝雀のテープを何十回ずつも聞いている。名人の芸とは凄いもので、いつ、何を話すか既に分かっているのに、聞くとちゃんと笑ってしまう。
このように何度読んでも感動を与えるものは名作であり、何度聞かせても笑わせるのはプロの芸である。
我が輩もプロと言われるようになりたいと思っている。何度話をしても感動させたいと思っている。さて皆さん、このホームページも何度読んでも感心してもらえるだろうか(^^;)。 ま、その話は＼(^^＼) (／^^)／こっちに置いといて・・。
皆さんも長い間読んでいない本があれば一度読み返すことをお勧めするのである。以前読んだときには無かった気づきが得られるだろう。