ちょうど今頃のような年賀状を書く季節になると、多くの家庭で活躍するのがプリンター（インクジェット）であろう。
しかしこのプリンター、解せないのは本体の価格はどんどん安くなるのにインクの値段は相変わらず高いままである。
プリンターなんて1万円でもそれなりの写真画質が表現できるのもが買えるのに、インクカートリッジは数千円もする。我が輩の家ではだいたい80枚くらいの年賀状をつくるが、それに要するインク代は4千円くらい掛かる（テストプリント含む）のである。
携帯電話が通話料で儲けるのと同じようにプリンターも完全にインクで儲けている。その証拠にプリンターとその推奨インクは必ず同一メーカーである。まあ、注射器のような物でカートリッジにインクを継ぎ足す怪しいものもあるが、使い勝手が悪いのでどうしても純正のものを買ってしまうのである。
さらに一頃は高かった印刷も結構安くなっている。年賀状しかプリンターを使わない人にとっては印刷を利用した方が安くつくかも知れない。