特にファーストフードでよく感じることなのだが、コールドドリンクって何であんなに氷が多いのだ。どうみても容積の半分は氷である。ドリンクを冷たいまま保つ目的とは思えない量である。
要は氷でかさ上げして儲けようという魂胆丸出しなのだが、ドリンクの味も変わってしまう。
オレンジジュースも果汁100%のはずが後半は50%くらいに薄まってしまう。そしてほとんどの氷はその役目を果たす前に棄てられてしまう。
地球温暖化が叫ばれている昨今、こんなエネルギーの無駄をしてどうするのだ。冷凍庫や製氷機で氷を作ると、水を冷やすその何倍もの廃熱が発生するのである。
さらに問題意識を持つのはその後のゴミである。喫茶店ならその後店側で処理するが、ファーストフードは備え付けのゴミ箱に捨てることになる。
氷や飲み残しの分別ボックスなどは少なく、ほとんど氷ごとゴミ箱に捨てることになる。捨てながら、ゴミ箱の中身はとんでもないことになってないかとお節介にも気になるのである。
我が輩は氷を買いたいのではない。飲み物が欲しいのである。良識あるドリンクの提供を切に願うのである。