「何で京都検定受けへんの」
そんなこと急に言われても困るのだが。京都検定（正式には京都・観光文化検定試験）なるものが、近年マスコミを賑わしている。
受験者数が予想よりも遙かに多く（年齢も10歳から91歳！）、しかも全国から受験者が集まるらしいので今や京都ブームなのかも知れない。京都検定講座や講習会、通信講座も多彩で、模擬試験や対策書籍も多数出回っており、便乗商法もまだまだ出そうだ。
とりあえず問題集を取り寄せて少しやってみた。3級でだいたい8割くらい、2級だと半分弱の正答率だったので、今の我が輩は3級レベルと言うことである。
検定は1級〜3級まであり、2級は結構難問も多い。1級の小論文になると日本文化論くらい論じられなければ答えるのは難しいのではと思う。実際1級の合格率はこれまで平均で8.6%だから、これは社会保険労務士（8.5% ｰ昨年度）並で、簿記検定1級（9.8%-昨年度）より狭き門だ（ちなみに2級で30.7%、3級で41.4%）。
3級は別にして、とりあえず勉強したら資格をあげましょうという思想ではなさそうだ。確かに受験者層の広さや出題内容の広がり、深さを見ても地域検定としては突出したものがあるように感じる。
でも我が輩は受けようとは思わない。百科辞典的な知識は今やネットで調べればすぐに分かるご時世だし、勉強するのも面倒だし。
10年くらい経ったら「京都うらみち検定」でもやってみようか。だれも受けないって？( ﾟO゜)☆＼バキ