先日、久しぶりにバス釣りに行った。場所は初めての湖北だったがなかなか楽しかったのである（ブログ参照）。それで今バス釣りモードになったので久しぶりに雑誌を買った。
まあ、広告の多いこと。広告も情報収集という意味では良いのだが、やっかいなのは記事に見せかけた広告である。いわゆる広告記事なのだが、普通はこの手の広告は「広告記事」であることを明示してあるのだが、明らかに広告ページと抱き合わせで、記事（釣りレポート）っぽく書いてある。これは非常に問題である。
出版社のスタンスとしてはユーザーでなくスポンサーに軸足を置いているのであろう。まあ分かって読めばおもしろい。だがいたいけな少年バサーがこのようなえせ記事に惑わされてショップに買いに走るのは気の毒である。
我が輩もかつてはそうだったので、社会勉強と思えば良いのかも知れない。
食い気のないバスが反射的に食うことをリアクション・バイト（反射食い）という。これを狙ったバス釣りの手法もあるのだが、バス以前にユーザーが雑誌を読んでリアクション・バイトしている。
昔からこういう広告が出ると一気に売れるからだ。ちなみに3年前の雑誌に載っている手法は忘れられたように誰も話題に出ない。釣りの流行も消費材になっている。
さて、今日はバス釣りショップに寄ったのだが、案の定「雑誌で絶賛！」「○○プロお勧め！」「今年の定番」というリアクション・バイト狙いのPOPがたくさんある。やれやれ、と思いながらふとワゴンを見ると、昔1,500円以上もしたルアーが500円で売っているではないか。思わず数個つかんでレジに並んだのである。
あれ？これって、、、( ﾟO゜)☆＼バキ