これまで何度も、プリンターはインクで儲ける構造であることを言ってきた。今使っているプリンターは顔料ブラックに染料4色のインクを使う、いわゆる中堅機種である。
購入して丸2年を越えたが、これまでに使ったインクの代金はプリンター本体の価格を軽く超えるくらいになっている。
詰め替えインクやリサイクルカートリッジのインクが広く販売されているが、これまでは我慢して高価な純正インクを使ってきたのである。しかしこの春についに顔料ブラックに限ってはリサイクルカートリッジのやつに換えたのである。
詰め替え式のインクが安価なのは分かるが詰め替えの手間やリスクがあるので、カートリッジ型にしたわけだが、使ってみると品質的にはほとんど純正と遜色ない。顔料ブラックなので写真印刷には関係ないからある意味当然だが。半年以上使っているが、特にノズル詰まりなどの不具合もない。
で、今回年賀状を刷るに当たり染料インクもリサイクルに変えようと思う。純正に比べて25%程度のコストダウン効果しかないが、年賀状150枚刷ると大体インク2回転は消費する。5色インクだから約1万円のコストである。25%でも馬鹿にならない差になるのである。
というわけで、今回の年賀状を受け取った方々、色調のシビアなチェックはしないで下さいね。