昨年来の原油価格の暴騰以来、風が吹けば桶屋が儲かる式に様々なものが値上がりしている。加工食品もそうだし、紙類（オフィス用紙、トイレットペーパー、ティッシュ等）も軒並み上がってきている。
我が輩の大好きなカップラーメンも例外でなく、年が明けてからスーパーでも100円以下ではあまり売っていない。30年以上愛用しているどん兵衛（うどん・そば）も特売コーナーに並ばなくなった。
そう、我が輩はどん兵衛が好きなのである。特にうどんは食べ応えがあり、スポンジのようにつゆを含んだお揚げがお気に入りである。ちなみに東日本に行くと味が変わるが個人的には西日本の方が断然うまい。塩分摂取を考えるとつゆは残した方が良いのだが、普段の食事は薄口を励行しているので飲み干すのである。このとき味わう満腹感はプチ至福の境地に達するのである。
そのどん兵衛が特売のステージに登らないのは大問題である。メーカーも知ってたのか別ブランドのうどんとそばを発売した。確かにスーパーの特売で88円だったのだが、食べてみると明らかに量が少ない（カロリーベースで2割減）。味も微妙に違うし、極薄かまぼこも入ってなかった（セコい）。
ちなみにカップヌードルもその座を新商品のスープヌードル（内容量が少ない）に譲っている。だが、カップヌードルはともかくカップうどんは満腹感が重要である。我が輩は30年来どん兵衛の量に慣れてしまったのである。どん兵衛を特売する男気のあるスーパーを求めて彷徨うことになるだろう。まあ、ダイエットのために量の減ったプランドに変えるときかも知れないが。