昔から不思議だったが、色鉛筆の白って何で入っているのだ？最近、子供から質問されて返答に困ったのである。
絵の具ならそのまま使える上に他の色と混ぜるのに最も重宝する色だし、クレパスは重ね塗りも出来る上に色画用紙にもそのまま描ける。
しかし、色鉛筆は何だ。重ね塗りも出来ないし、色画用紙に書いてもほとんど見えない。拡大解釈したら艶出しくらいなものだがそんな使い方をする人もほとんどいないだろう。
多分色鉛筆の白は作られてもほとんどそのまま廃棄されているはずである。資源の無駄遣いという面でも問題だ。
どうしても入れるなら、それは36色セットなどの豪華なやつ（なぜか我が輩はこういうセットが昔凄く欲しかった）に入れとけば良い。基本の12色セットは選び抜かれた12色のはずだが実質は11色しか使えない。白の代わりにグレーや青緑を入れておいた方がよっぽど使い勝手が良いはずである。
色鉛筆メーカには、白を12色セットから外すか、あるいは不透明な顔料を使って重ね塗りが出来るように改善してもらいたいのである。