今回もカメラネタだが、不便に思っていることがある。実は我が輩は左利きでもある。「でもある」というのは、右手でも生活に支障がないように慣らされているからである。
お箸は右手で持つが、文字や絵はどちらの手も使える。スポーツは主に左でこれはもっぱら重宝した。
で、カメラである。カメラはほぼ全てが右手用の操作体系になっている。特にシャッターを押す操作は左手だけではほとんど無理である。我が輩も右手でシャッターを押すことは慣れているが、釣りをするときは困っている。
釣り竿（ロッド）の操作は繊細さが要求されるので利き手の左手を使う。魚を釣り上げたとき、自分で自分の魚を撮影するときが大変だ。釣り竿は左手だから、釣り上げた魚はまず右手で持つことになる。左手で釣り竿を置いてカメラを持ったときにすぐに撮影できないのである。
要は左手でも撮影できるカメラが欲しいのだが、これは右利きの人にもメリットがある。ケガをしたときなどはもちろんだが、利き手を自由にしておきたいときもあるだろう。と言ってもシャッターボタンを左側にも装備するのは無駄に思える。
そこで提案だが、ほとんどのデジカメは背面に液晶パネルがある。タッチ式にすれば画面を押すことでシャッターが切れる。だから、従来のデジカメに、液晶画面でもシャッターが切れる機能を付加すれば良いのである。液晶画面にタッチパネルを採用したデジカメは既にある。数多いデジカメの中で幾らかはこういう機能をもったやつが出てもよいと思うがどうだろう。