2006年の1月に嵐山の大堰川沿いに、時雨殿（京都裏道案内 256）という百人一首のテーマ館があった。それが2011年に閉館し、2012年に時雨殿（新）（京都裏道案内 447）にリニューアルされ、その後2017年に閉館。今回は2018年に3たび生まれ変わった嵯峨嵐山文華館をご紹介したい。 2006年の1月に嵐山の大堰川沿いに、時雨殿（京都裏道案内 256）という百人一首のテーマ館があった。それが2011年に閉館し、2012年に時雨殿（新）（京都裏道案内 447）にリニューアルされ、その後2017年に閉館。今回は2018年に3たび生まれ変わった嵯峨嵐山文華館をご紹介したい。
今回は美術館といういでたちである。
常設展示は今までと変わらず、百人一首をテーマとしている。
写真は歌仙人形100体である。企画展は年に4回ほど催され、京都ゆかりの絵画や彫刻などの芸術が展示される。展示作品も、多くは撮影を許可しているのがうれしい。
枯山水の庭園も整備され、嵐山が借景に取り入れられており、なかなか美しい。
カフェも併設されており、庭や景色を眺めながらくつろげる。なお、カフェのみの利用も出来る。
二階は、以前と同じ120畳の畳ギャラリー。企画展示の他講演会、かるた競技などのイベントにも利用される。
美術館として、観光施設として悪くない。だがリニューアルされるごとに、角が取れた普通の施設になってきたのがちと寂しい。とはいえ、今度は長く存続してほしいものである。
所在地：右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
交通アクセス
京福電鉄 嵐山本線「嵐山」から徒歩5分
JR 嵯峨野線（山陰本線）「嵯峨嵐山」から徒歩15分
嵯峨野観光鉄道「トロッコ嵐山」から徒歩5分
阪急電鉄 嵐山線「嵐山」から徒歩15分
市バス 11、93、特93系統、京都バス61〜64、71〜74系統「嵐山」から徒歩5分
市バス 28系統「嵐山天竜寺前」から徒歩9分
※入館料：大人900円前後（展示内容により変動）
※休館日：火曜（祝日の場合は翌日振替）、展示入替期