596　え？今頃ひまわり大原野（京都市西京区）

　ひまわり畑と言えば真夏の風物詩であり、わりとあちこちに存在するので見慣れているだろう。

　それが9月中旬〜下旬に最盛期を迎えるひまわり畑がある。名称もえ？今頃ひまわり大原野と訪れた人の気持ちを代弁している。

　場所は大原野の、JA京都中央大原野事業センターの横である。

　9月中旬、確かに紛う方なきひまわりが満開である。これは地域活性化の一環で休耕田を活用し、ボランティアで運営されている。入園料は無料だ。

　コロナ禍が無ければイベントもあり、コスプレ撮影も許可されている。

　季節外れではあるが、夏が戻ってきたみたいで非常にテンションが上がる。

　よくあるゴールド系のひまわり以外にも赤や茶色など数種類の品種が植わっている。

　ひまわり畑の中は自由に散策でき、思い思いに鑑賞や撮影が楽しめる。真夏では無いのでそれほど暑くはなく快適だ。

　個人的にはこのルビーのように赤く輝くひまわりが気品があって気に入ったのである。

　なお、ひまわり畑は過去何度か近隣内で移転しており、今後も移転する可能性はある。

　大変素晴らしい取り組みであるが、2013年には6万5千本を誇ったが近年は2万本を割り込んでいるらしい。これは応援せねばなるまい。募金箱もあるので、例によって小銭を全力で投入したのである。

　近隣のフジバカマ園（京都裏道案内571）も徒歩で行ける距離なので、タイミングが合えば両方楽しめるだろう。