今回のお題は京都のタクシー。
まず断っておくが、京都のタクシーは乗客に対するマナーはレベルが高い。これは全国でタクシーを使っている経験から言える。特にMK、ヤサカ、都、京聯（きょうれん）などの地場大手は各社独自色を出しながら顧客サービスを展開している。
が、運転マナーは最悪である。急がせる客や、どこでもタクシーを止める客も問題だが、ことは安全に関わる。いつでも好きな車線に移れるように車線を跨いで走ったり、とんでもないところで右折待ちをして車線を完全に塞いでいるのは大抵タクシーである。
乗客には親切なくせに、歩行者には横柄である。特に狭い道の出会い頭では歩行者を威嚇するように強引に突っ切るやつも多い。
客待ちのタクシーが交差点角にあふれたり、バス停を塞いだり、車線を占拠したりするのも一向に改善されない。
近年はタクシーの禁煙化が進んだせいだろうか。タクシーの外に立って吸った後ポイ捨てしていく輩は毎日見ている。素晴らしい運転手も多い中、こういうのを見るにつけがっかりである。
プロを標榜するなら、マナーも一流を目指してもらいたい。特に京都は世界中から観光客が来るのである。