かつてラーメン屋さんだった京都うまいもの列伝344 うを亀はなれだが、人手不足に陥り閉店し、その後近くの本店にあたる「海鮮割烹うを亀」がここに移転、さらに名称が「うを亀本店」に変わり、最近「海鮮食堂うを亀」と変えた。 かつてラーメン屋さんだった京都うまいもの列伝344 うを亀はなれだが、人手不足に陥り閉店し、その後近くの本店にあたる「海鮮割烹うを亀」がここに移転、さらに名称が「うを亀本店」に変わり、最近「海鮮食堂うを亀」と変えた。
めまぐるしく名前が変わり、今は海鮮料理の店になった。もともとは明治時代に魚の行商をしていた初代亀太郎が「魚屋の亀さん」と呼ばれていたので原点回帰とも言える。建物は外観は昔と同じである。
店内はコの字型のカウンターがメインで個室も用意されている。
昼はランチの定食メニューがメインで、夜は割烹料理屋のような雰囲気になる。
なお、いつの間にか移転前の本店で出されていた魚介つけ麺が評判となり、遠路はるばる訪れるファンもいるようだ。
この日食べたメニューは海鮮丼に魚介つけ麺のスペシャルセット。
評判の魚介つけ麺だが、つやつやの平打ち全粒粉麺がただ者で無いオーラを出している。つけダレは塩辛くなく濃厚な魚介出汁が素晴らしい。麺ももっちりでつゆに絡む。
海鮮丼も見たままの美味しさで満腹に。2,200円だが大満足だ。
昔に比べると経営の規模を縮小して、その分美味しさを濃縮したような良い店になったように感じるのである。
メモ
所在地：南丹市園部町宮町西36-1
定休日：月曜、第3日曜、第5日曜
TEL：0771-63-0316
営業時間：11:30〜15:00（L.O.14:30）、17:30〜21:30（L.O.20:30）
主なメニュー（税込）：市場海鮮丼 1,800円、刺身・天麩羅定食 1,980円、魚介つけ麺スペシャルセット 2,200円、
お刺身盛り合わせ 1,080円〜、天ぷら盛り合わせ 1,380円、ビスクサラダ 1,380円など
交通アクセス：JR山陰本線（嵯峨野線）「園部」から徒歩15分
※店内完全禁煙
※駐車場あり