福知山城から北に伸びる大通り沿いに大きなお屋敷が目に入る。明治末期から大正初期に整えられた御殿や洋館、庭園があり京都府指定文化財になっている。この建物は足立音衛門という栗や小豆を使った焼き菓子店の本店になっている。 福知山城から北に伸びる大通り沿いに大きなお屋敷が目に入る。明治末期から大正初期に整えられた御殿や洋館、庭園があり京都府指定文化財になっている。この建物は足立音衛門という栗や小豆を使った焼き菓子店の本店になっている。
以前ご紹介した京都うまいもの列伝534 丹波鶴屋の親ブランドであり、あの時に食べた丹波大納言のどら焼きの美味しさが印象に残っておりこの店にも行きたいと思っていた。
敷地は散策自由で主な建物は外観は見ることができ、ベンチスペースで購入した商品を食べることができる。
販売は町屋建築の主屋で扱っている。生花を設えた和室を過ぎるとさまざまな焼き菓子が目に入る。一番人気は栗のテリーヌで、総重量650gのうち400gが栗という贅沢さ。安くはないがリピータ続出なのもわかる気がする。
全国の百貨店も扱っており、ネットショップでも取り寄せることができる。
この日は暑い夏で店頭でアイスクリームを食べたのだが、これがとても素性の良い美味しさで何か買って帰りたくなり、写真の集栗夢（シュークリームと読む）を買って帰った。
食べると表現が困難なほどの美味しさ（ご、語彙力がないのではないからね！）。サクサクの生地、二種のクリームに大きな栗が丸ごと入っている。
最高の素材の美味しさをごまかしなしで実直に表現してくれる。これは大切な人への贈り物にも相応しい逸品だ。
福知山に来た際は絶対寄るべき店の一つである。
メモ
所在地：福知山市内記44-18
定休日：元旦
TEL：0120-535-411
営業時間：9:00〜18:80
主なメニュー（税込）：栗のテリーヌ 5,400円、音衛門のパウンドケーキ 2,160円、昔ながらの手作りアイス 500円、
集栗夢（シュークリーム） 411円など、ギフトセット多数
交通アクセス：JR 山陰本線、福知山線、京都丹後鉄道 宮福線「福知山」から徒歩13分
※駐車場あり