最近、テレビショッピングの人気が上がっている。
我が輩はテレビショッピングでは買ったことはないが、いつも興味深く見ている。それは売るためのノウハウが詰まっていて参考になるからである。元来、テレビショッピングは胡散臭いものであった。
また、テレビショッピングで売っているものは、無くても困らないものがほとんどである。だから、いかに短時間で魅力的なプレゼンテーションを仕掛けて電話を掛けされるか、業者と視聴者の一種の戦いである。
最近、ジャパネットタカタという通販会社が急成長しているが、成長するに足るだけの巧みなプレゼンテーション力がある。電気屋で十分な説明を受けることが難しくなった現在、この会社は家電製品の使い方を見せて素人にも分かりやすく説明している。これなら値段も安いし配達もしてくれるし、お年寄りや主婦も気軽に利用できる。
最も、最近は売れすぎてちょっと手を抜いているようにも見えるが。初期の頃のあの社長のプレゼンテーションは見事であった。
アメリカではテレビを見て注文するという購買スタイルは一般的であるが、日本でもやがてそのようになることを実感した次第である。