以前紹介した、うまいもの列伝181 たなか（本格讃岐スタイル セルフうどんのたなか）は店主が家族を養うため就職のため閉店。が、ファンの熱意に押されて200 田中製麺所として復活し、知る人ぞ知るうどん屋となるが心無い客の迷惑駐車で近隣の苦情が絶えずこの1月に閉店した。 以前紹介した、うまいもの列伝181 たなか（本格讃岐スタイル セルフうどんのたなか）は店主が家族を養うため就職のため閉店。が、ファンの熱意に押されて200 田中製麺所として復活し、知る人ぞ知るうどん屋となるが心無い客の迷惑駐車で近隣の苦情が絶えずこの1月に閉店した。
だが、やつはへこたれなかった。出身地の井手町に帰り3ヶ月の沈黙を破って三度出店を果たした。あの見覚えのあるプレハブはもはや作法とでもいおうか。場所はJR玉水駅から東に登っていったところ（派手な観光案内図が目印）で店名はたなか家である。
京都のみならずかつて大阪や滋賀、奈良からも通ってた常連達が集結しつつある。
店内レイアウトは似ているがベニヤを打ち付けたそれとは違い、明るくモダンな雰囲気に一変している。
店主の元気な掛け声も健在で、広くなった敷地には見晴らしの良いテラスや庭、トイレまで完備する充実ぶり。
営業時間は平日の昼のみは相変わらずだが、今回は偶数土曜日は営業と、食べにくる難易度が若干下げられた。
残念なのは前回もそうだが今回ははっきりと値上げされていること。ただ、提供されるうどんから見れば安いと言える。
うどんに関しては相変わらず入魂の作品で、完成度はもう言うことがない。透き通った質感、口の中で踊るような弾力と喉越し。だしも天かすも絶品。
常連なら賛同いただけるであろう。これは讃岐うどんの模倣ではない。たなか家のうどんである。かの文豪に習って言おう（またか）。「たなか家の饂飩を食べて死ね」と。
駐車場は店の前以外に北側にも設けられている。くれぐれも迷惑駐車はしないでいただきたい。
メモ
所在地：井手町玉ノ井20-1
定休日：日祝、奇数土曜日
営業時間：10:30〜14:00（売り切れ次第閉店）
主なメニュー：生（き）うどん 小280円〜、ぶっかけうどん 小490円〜、きつねうどん 小440円〜、
天ぷらうどん 小550円〜、トッピング（天ぷら、きつね、生玉子） 50円〜など
TEL：非公開
交通アクセス：JR 奈良線「玉水」より徒歩7分
※駐車場あり